アンケートについてのお話第三話目です。アンケートについてのお話は今回で最終回です。
今回は「アンケートも捉え方で効果的な販促活動になる」というお話をしたいと思います。
アンケートって「質問するもの」だから基本的には情報を入手するための手段」
ととらえることが多いかと思います。
アンケートは「設問」って言うくらいだからそう捉えるのは当然です。
対象者がアンケートに答える体制になっている時って、どんな意識でいるのかをちょっと想像してみてください。
答えるためには質問の内容を理解する必要がありますので
「=答えるためには質問内容をよく読む」
ということになります。
ということは・・・伝えたいことを質問に書けば、よく読んでくれるので、伝わりやすい。
ということになります。
パンフレットやチラシなど販促物はいろいろありますが、皆さん経験済みだと思いますが、なかなか読んでもくれないし、伝わりにくい。ですよね。
でも、アンケートは、よく読まないと答えられないので、しっかり認識をしてくれます。
もちろん、広告媒体のように不特定多数に一気に打ち込むことは出来ないので、対象者は限られます。
でも、少数でも、しっかり伝えるツールとして有効なんです。
例えば、
当市は、地域内で経済を循環させ市民サイービスを向上させるためにエネルギーの地産地消の取り組みを2020年から取り組み始めたのはご存じでしたか?
□はい □いいえ
「はい」と答えようが「いいえ」と答えようが、ここではどちらでも良いです。
この設問の目的は、市が地域民のために再エネを推進していることが伝わってくれれば良い。という設問です。
もう一つ
当社は、自然素材をふんだんに使って「人に優しい」住宅を提案している会社であるのはご存じでしたか?
□はい □いいえ。
こちらも同じです。パンフレットで上記のことを記載しても、なかなか気づいてくれませんが、設問にして聞くと「えーそうなんだ?知らなかった」となり、その時点で認識することになります。
このように、アンケートは「情報を聞き出す」ためだけのツールでは無く、こちらの伝えたいことを織り込むことで、効果的な販促ツールにもなるというお話でした。
参考になれば幸いです。
再生可能エネルギーに携わる方の資料づくり応援サイト
再生可能エネルギーに携わる方の資料づくり応援サイト
再生可能エネルギーに携わる方の資料づくり応援サイト
再生可能エネルギーに携わる方の資料づくり応援サイト